各自治体では、いよいよ教員採用試験の 2次試験シーズン に突入しましたね。
「1次は通ったけど、2次が本番」「面接・小論文・実技って何を見られてるの?」と不安な方も多いのではないでしょうか。
この記事では、前回ご紹介した【自治体別の傾向と対策】に加えて、私自身が行った実践的な対策法を交えて、2次試験の準備ポイントをお届けします。
1. 面接で見られている3つの共通ポイント

どの自治体でも、以下のような内容は面接で共通して問われやすいです:
- なぜ養護教諭を目指すのか(志望動機)
- どんな先生になりたいか(将来像)
- チームで働く意識(協働性・関係構築力)
ここに加えて、各自治体が特に重視する視点もあります。
(例:東京都なら多様性理解、福岡県なら地域連携など)
2. 実際に私が行った2次試験対策【リアル体験】
実際に私が採用試験を受けていた頃、以下のような対策をしていました。
模擬面接の録音&客観的チェック
自分の面接練習をスマホで録音し、後から聞いて「話のクセ」「目線の動き」「表情」などをチェック。
友人や先生に面接官役をしてもらい、本番を想定した練習を重ねました。
小論文対策:教育時事のネタ帳作り
新聞や教育雑誌の気になった記事を切り抜いて、ネタ帳にまとめました。
出題傾向に合わせて「命の教育」「不登校支援」「ICT活用」など、自分なりの意見を書きためておくと◎
実技・状況対応の準備
養護教諭の先生に頼んで、実際の保健室の運営の流れや健康相談の様子を見せてもらい、手順や考え方をメモしました。
「保健だより」や「事故対応マニュアル」も参考になります!
志望理由は“教育目標”とリンクさせる
自治体の教育目標は何度も読み返し、「自分の経験や思い」とどう結びつくかを紙に書き出しました。
たとえば、**東京都の「多様性を尊重した支援」**に対して、自分の実習経験で多文化家庭と関わった話をリンクさせる…など。
3. 自治体別の傾向を意識して対策を!
以下は前回ご紹介した【自治体別の面接・願書対策】の要点です:
- 東京都:多様性・インクルーシブ教育重視。オンライン面接対応あり
- 神奈川県:心のケア・発達支援への理解がカギ
- 大阪府:即戦力・実践力重視。ロールプレイ面接あり
- 福岡県:地域連携・人とのつながりを大事にする校風
- 札幌市/名古屋市:命の教育や心の教育に重点。自治体の教育理念をよく確認!
📌 キーワードを意識しながら、「なぜその自治体なのか」伝えることが大切です!
4. まとめ:2次試験対策は“自分を知ること”から
2次試験で問われるのは、「あなたがどんな養護教諭になりたいか」「そのためにどんな努力をしてきたか」。
✔ 自治体ごとの特色を押さえ
✔ 面接・小論文・実技に対して実践的な準備を重ね
✔ そして、“自分らしい答え”をしっかり持って臨むこと
これが合格への近道です!